バレーボール男子のアジア選手権は4日、ジャカルタで2次リーグを行い、日本はイランに3―0でストレート勝ちし、1勝1敗とした。
第1、2セットを越川(サントリー)らの活躍で奪った日本は、第3セットも山本(パナソニック)が要所で得点した。
はい、2戦目は勝利です。スタメンは以下の通り。
山村 山本 富松
宇佐美 石島 越川
リベロ: 津曲
んが、第1セット序盤に宇佐美→朝長。結局、朝長選手の丁寧なトスに頼ることになるのか。それとも、単に宇佐美選手と攻撃陣のコンビがまだ合っていないというだけなのか。正セッターが誰になるかというのは、かなり重要な問題。
オーストラリアを除くアジア各国には、おそらく朝長選手のトスで十分に渡り合えるはず。しかしオーストラリアや欧米諸国の高さとパワーに対抗する為には、それにプラスアルファが必要でしょう。そこが宇佐美選手に期待する部分で、レフトへの速い平行トスに加え、ブロック力、サーブ力が非常に魅力。しかし、セッターに最も求められるスキルと言えば、如何にアタッカーに打ちやすいトスを上げられるかというところ。朝長選手が優れているのはそこで、トスの質が云々もありますが、常にアタッカーに打ちやすいトスを心がけ、アタッカーがミスをしても「今のは自分のトスが悪かった」とアタッカーに声をかける、その謙虚というか、献身的なプレーがこれまで結果を残してきた大きな要因だと思っています。さて、宇佐美選手にそれが出来るかどうか。植田監督には、是非その辺を見誤らないで欲しいと思っています。
<関連>