バレーボールのV・プレミアリーグは、4月5〜6の両日に男女決勝戦が行われ、男子はパナソニックが、女子は東レがともに「Vリーグ」と名称変更後、初優勝を飾った。(※注 東レの前身はユニチカ。東レになってからは初)
というわけでまとめのコラムが掲載されています。
混戦が予想された女子だったが、荒木絵里香、木村沙織ら全日本組を擁する東レは開幕当初から勝ち星を積み上げた。毎年「優勝候補」として名が挙げられる強豪チームではあったが、今シーズンの強さを支えた最大の功労者は最優秀選手賞(以下、MVP)にも輝いた荒木と言って間違いないだろう。
最大かどうかは微妙。。。確実に彼女の活躍は優勝の大きな要因であったとは思いますが、「最大」と言われると、やはりデラクルス選手なのではないかと思うのです。前半いまいち調子の上がらなかった東レですが、皇后杯でデラクルス選手が合流してから、皇后杯優勝、Vリーグ制覇まで一気に突っ走った感があります。まーそこは個人の感じ方ですかねぇ。
日本リーグまでさかのぼると、実に36年ぶりの優勝を果たしたパナソニック。宇佐美大輔、山本隆弘といった国際経験も豊富な選手たちに加え、今季は23歳ながら抜群のスピードとスキルを誇るブラジル人、フォンテレス・ルイス・フェリペの存在が攻撃に幅を加えた。
さらに、今季から指揮を執る南部正司監督のもと、夏場のトレーニングで選手たちは心身を鍛え上げた。そして「優勝を知らない集団」を「勝てる集団」へと意識改革させるべく、リーダーとして気を吐いたのが山本だった。
山本選手、宇佐美選手らの良い意味で「角が取れた」ことが、結果として結実した大会だったかと。