バレーボール男子の元全日本主将で、プレミアリーグ、サントリー所属の荻野正二(39)が9日、大阪市内で記者会見し、今季限りでの引退を発表した。来年1月で40歳になることが理由で「40歳まで現役を目標としていたので、区切りだと思った」と話した。12月5日開幕のリーグ戦を選手としての最後と決め、「感謝の思いをプレーで見せたい」と意気込みを語った。
会見で正式に発表です。
男子バレーボール界を引っ張ってきた荻野が今季限りでの引退を決断した。39歳のベテランの体は、ひざや腰に痛みを抱えるなど満身創痍(そうい)だった。「日に日に衰えを感じた。だらだら残っても仕方ない」。40歳を節目としてコートを去る決意を、今春にはチーム関係者に伝えていた。
日本バレー史に深く名前を刻んだ選手の最後のシーズン。会場に足を運びたいですね。
今後については「サントリーのビジネスマンとして働くか、バレーの指導者を目指すかゆっくり考えたい」と話した。
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