バレーボール女子のワールドグランプリ(GP)は6日、韓国の釜山などで1次リーグ第1週の第2日が行われ、C組の日本は韓国に3―0(25―20、25―21、25―22)で勝ち、1勝1敗とした。7日はドイツ戦。
都合により1セット目と、3セット目の途中から観ましたが、うーん、なんともコメントし難い試合内容でしたね。
まず、韓国の「ただデカいだけ」度がものすごい勢いで進行していて、まともにパスが返らなかったり、MBはサイドのブロックに遅れまくっているし、何なんだろうなと。テレビはキム・ヨンギョン選手を「100年に1人」などと言っていて、あながち間違いではないんだけど、でもその逸材を周りがまったく生かせていないのがここ数年の韓国。ここにてこずるようなら、五輪でのメダルなど夢のまた夢です。
それに対して日本の出来はというと、うーん、どうなんでしょう。確かに迫田選手の活躍が目立ちましたけど、竹下選手のトスはやっぱり「低く低く」だし(たぶん本人らは「速く速く」のつもり)だし、相変わらずそこはオーバーだろ、というボールをアンダーパスで処理する選手は健在だし、なんか解説の人に「彼女はオーバーパスが苦手なんです」とかはっきり言われちゃったりとか、なんというか、「本当にこれで大丈夫なの?」と言わざるを得ません。
眞鍋監督に言わせればきっと「まだまだ調整の段階。これから完成度を上げて行く」ということなのんでしょうけど、このまま完成度を上げたところでどうなることやらという気がします。
初戦のブラジル戦(5日)ではベンチ入りメンバーから外れた迫田が、真鍋監督の先発起用に応えた。
正気昨日は、迫田選手の代わりに江畑選手でも石田選手でも、同じくらいの活躍は出来たと思います。
<関連記事>