田中夕子氏によるコラムです。
以下、いくつか気になる箇所をピックアップ。
8月の世界ユースへの帯同期間、協会から中田に支払われる報酬は1日わずか1300円。安定した報酬も、地位も、名誉も捨てる覚悟を持って、指導者・中田久美が、新たな人生を歩み出した。
タレント、解説者としての活動では、そこそこ安定した収入を得ていたと思われます。それを捨てての現場復帰ですからね。なみなみならぬ覚悟があってのことなのでしょう。
「ハンドリングとか、トスの質がいいというのは大前提。そこにプラスして『ここでそこに上げる?』と思うような勝負心のある、ケンカできるセッターが見たいし、育てたいですよね」
これまでも解説者という立場で多くのセッターを見てきたが、残念ながら現時点でその基準をクリアしている選手はいないと言う。
精神面の強さの話ですかね。確かにそこは欲しいところですけれども。
指導者として本格的に始動したばかりですから、これからどのような指導者になられて行くのか、期待して見守って行きたいですね。