バレーボール女子の日本代表で最長身の187センチ。早くから将来を嘱望されてきた21歳が、ワールドカップ(4〜18日)で、ついにブレークした。
ワールドカップ前半は、本当に「大丈夫なのかこの選手で」を思ったものですが、大会中に急速に力を付けて行ったのが観ていて分かりました。まだまだスピードが無いし、スパイクも威力がありませんが、サーブと、遅れても諦めずに食らいついて行く、相手に押し負けない力強いブロックに非凡なものを感じます。特に、繋ぎのプレーをそれほど苦にしていないのが好印象です。「本格的にバレーボールに打ち込んだのは高校に入ってから」とのことですから、まだまだ発展途上の選手でしょう。
今季 V リーグを経て更に経験を積めば、来年、五輪のコートに立っていることも十分考えられると思います。