by kaz10000(2012-06-22 09:17:40)
ブロックを振れるほどの速いトスなら、時系列的にブロックよりも前段階のアタッカーのほうがより振られるってことに何年経っても気付かないのが不思議。
by しょういち(2012-06-22 23:38:01)
そうじゃないんですか? ディグに対する構えができる前に 攻撃 ブロックを振るというのが 目的じゃないんですか
by 太鉄(2012-06-23 08:19:51)
>しょういちさん
kaz10000 さんも仰っているように、セット(トス)のスピードを上げると相手ブロッカーを振るだけでなく、味方アタッカーにとっても打ち難いセットになってしまいます。
それを安定して打てるようにとこれまで何度もチャレンジしてきたわけですが、木村選手をもってしても打ちこなすことができず、大スランプに陥ったのは記憶に新しいところです。
それと同じことをまたやろうとしているので、止めた方が良いのではないかと。
速いセットに対し、スパイクのスピードを落とさず、コースの打ち分け等行うには、助走のスピードやスイングのスピードを上げる必要が有るわけですが、これまでできなかったことがこの短期間でそう簡単にできるとは思えません。
となると、なんとか打ちこなす為に助走を短く、スイングをコンパクトに、なんてことになるわけです。
結果、体重の乗らない、へろへろのスパイクになり、例えブロックをかわせたとしても、いとも簡単に相手に拾われることになりますし、ちょっとブロックに当てられただけで簡単にチャンスボールにされてしまうことになります。
また、ブロックをかわす要素として、打点の高さを無視してしまいがちですが、非常に重要な要素です。
ブロックが完成するまでにかかる時間は、横移動にかかる時間だけではなく、ジャンプしてアタッカーの打点に到達する時間も含まれるのです。
ですから、アタッカーの打点が高ければ高いほど、相手ブロッカーの上から打ち込める可能性が高くなります。
それにはアタッカーの打点を生かす、アタッカーの最高打点にセットを供給することが重要なのですが、セットのスピードを上げるということは、セッターにもそれだけのスキルが要求されるわけです。
今回、中道選手のセットが不安定なのは、まさにそこで苦しんでいるように見えます。
もちろん、セットのスピードを上げた上で、セッターがアタッカーの最高打点に安定したセットを供給でき、アタッカーも十分な助走を取って十分なスイングで強いスパイクを幅広いコースに打ち分けられるならそれに越したことは無いんですが、五輪までにそれを完成させるのは、現実的には不可能だと思います。
この短い期間でそれに挑戦しよう、というのはあまりにも馬鹿げています。
まずは「アタッカーが打ち易いセット」を最優先しつつ、ブロックをかわす為には「攻撃の選択肢を増やす」方向でメンバーの選考から考えてくれないかなぁ、と思う次第です。
by kaz10000(2012-06-23 09:00:18)
四半世紀以上も「日本人は高さが無いから『速さ』」とやってきて、一度も結果がでていない。
この失敗の連続の事実を覆い隠しているのならばまだしも、コンセプトそのものが間違っていて成功するはずがないことに気付いていないあたりが痛々しいですよね。
そのことにバレー観戦ファンのほうが先に気付きはじめたという点は大きな進歩ですが。
by ぐりり。(2012-07-06 07:57:23)
速さと言ってもただトスを速くしても相手に読まれたら意味がないって気づかないのかな?
じゃあ韓国とかタイのスパイクって何で決まるの?
あれってチーム全体で同時シンクロして攻撃の選択肢を増やしているから相手からすると攻撃が読めないということ。
もちろんそれにプラスアタッカー個人の技術もあるけど。
昔中田久美が出した本の中で、「相手に手の内を読ませないということは、それだけで相手からスピードを奪うこと」と言っています。
これこそ今必要なことなのではないのかな?