ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)2005/男子第4日[インドア男子試合結果]
(2005-11-26 23:48:00)
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交代出場:宇佐美、岸本、南(ワンポイントブロッカー)
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正直、4セット目取られたところで「負けた」と思いました。それがここ最近のパターンでしたからね。「また地獄に逆戻りか」と。失礼致しました。
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何度も書きますが、ミスの少なくなったサーブ、センターからのクイックを多用しようという意思、レシーバーを4枚にして大分安定したサーブカット、諦めずに最後まで食らいつくブロックと、アテネ五輪最終予選時の問題をことごとく解決していて素晴らしい。津曲選手ってあんなにサーブカット安定してましたっけ?
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しかし4セット目終盤の荻野選手ははっきり言ってバテバテでした。宇佐美選手、あの場面で荻野選手はいかんです。どうも宇佐美選手は、土壇場で切羽詰まると「そのチームで一番頼りになる人」にトスが偏る傾向があります。まぁ、ある意味オーソドックスなんですけど。あれを越川選手か、クイックに持って行く度胸が欲しい。その後のプレーでは冷静にセンター使っていたんで、そこには成長の跡が見えましたが。トスまわしだけ見ると朝長選手の方が良いですかね。
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宇佐美選手のサーブはサーブミスはアテネ五輪最終予選の悪夢を思い起こさせます。ミス多過ぎ。
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越川選手のサーブはとんでもない武器ですね。昨日は随分ミスしてましたけど今日はしっかり修正してきました。あれくらいの確率でサーブが入っている限りは、それだけで越川選手を外す理由がありませんね。ただ、予定されているルール改正(ダブルフォルト制)が正式採用された場合、どんな影響があるかちょっと気がかりですが。
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越川選手はやっぱり、ブロック3枚付かれたり体勢が苦しい場合の打ち方というのをもっと勉強して欲しいです。甲斐選手は頑張ってました。大分調子が出てきましたかね。
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クイックの本数はちょっと少なかったですか。センター線のブロックも?山村選手はあのコートを駆け回る姿が良いですね。自分がブロックした訳でもないのに、スパイク決めた訳でもないのに走る。個人的にはこういう「盛り上げ役」ってエース(多くはWSもしくはOP)の役目だと思ってたんですが(2段トスドカンと決めて走り回ると自然と盛り上がる)、走り回ると疲れますし、センターは基本的には後衛でリベロと代わって休んでますから、センターが担う方が効率的には良いのかもしれません。
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や、実際に「走り回るなんて体力の無駄」という選手はいますからね、ガッツポーズすらしないという(これは余談)。
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大きな心配事がずっとありまして、荻野選手に負担が掛かり過ぎている事。得点ランクで現在2位ですか?いわゆる「スーパーエース」並の得点を稼いで、それでいてサーブカットの中心でもあり、サーブもジャンプサーブ、キャプテンで精神的支柱。これずっと続けてたらいつか壊れます。
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とにかく勝って良かった。今はとにかく、一つ一つ勝ち星を重ねて欲しいです。明日は銅メダルをかけてイタリアと。
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