2006バレーボール世界選手権(世界バレー)/女子第2次ラウンド第3日[インドア女子試合結果]
(2006-11-12 08:31:00)
< ページ移動: 1 2 3 4 >
* 管理人の感想
-
勝っちゃった!続きは風呂入って子供達寝かし付けてから!→子供寝かし付けながら一緒に眠ってしまいました(汗。
-
昨日は「もしかしたら勝てるかも」みたいなことは書きましたが、ほんとに勝ってしまうとは。「勝てないにしても、実力はすべて出し切って欲しい」位にしか思っていませんでした。びっくりしたと同時にとても嬉しい。
-
まずはセルビア・モンテネグロの印象から。1、2セットはまったく穴らしい穴が見つからず。レセプションも乱れず、繋ぎも良く、高い打点から足の長い(ネット上の通過点の高い)スパイクを連発。日本には万が一にも勝てる可能性はないようにも思われました。ところが、第3セットに入って状況が一変。きっかけは後述しますが、明らかにそれまでとはまったく別のチームになってしまいました。レセプションは乱れ、スパイクミス連発、弱気になって被ブロック。冷静に、1、2セットの調子で闘えれば問題なくストレートで勝てていたはずですが、この辺は若さゆえ、でしょうか。しかし、北京辺りでは確実にメダルに絡むチームになっていると思います…とか書こうとしましたが、セルビアとモンテネグロが分かれるんですよねそういえば。どうなってしまうんでしょう。
-
さ、そして日本です。
-
菅山選手のレセプション、1、2セットは目も当てられませんでしたが、3セット目以降は実に安定したボールをセッターへ供給していました。素晴らしい。あの粘りが、日本の勝利を呼び込んだといっても過言ではないでしょう。個人的には、この日のMVPは菅山選手にあげたいです。
-
逆転のきっかけになったのは、2点あると思います。一つは皆さんもご承知の通り、竹下選手のブロックですね。まぁ、あそこに打つセルビア・モンテネグロの選手もどうかと思いますが、あのブロックが流れを変えたのは間違いないでしょう。
-
そしてもう一つのきっかけが、小山選手のストレート打ちです。相変わらずクロスばかりで、面白いようにブロックに引っかかっていましたが、2本ほどストレートを混ぜたことで相手ブロックに迷いが生じ、ややストレートよりに跳ぶようになりましたね。これによって、彼女得意のクロスが生きるようになりました。しかし、小山選手ってストレート打てたんですか?もともと打てた?それとも世界選手権に突入してから練習した?いずれにしても、1本でもストレートを混ぜれば、相手もストレートを塞がざるを得ません。今後の彼女の大きな武器になると思います。そして何より彼女が良いのは、その「折れない心」です。あれだけ高いブロック相手にどれだけシャットアウトされても、立ち向かっていく、思い切って打ち込んでいく強い心。あの心をいつまでも忘れずに持ち続けて欲しいです。彼女、何気にレシーブでも頑張ってました。
-
そして高橋選手ですね。彼女はやはり、周りに乗せられて何ぼの選手かと。チームリーダーとか、性に合わない気がします。いや、安定した力を発揮できるようになっているのは間違いないですけど、ノって来ると明らかにプレーが変わるんですよ彼女。この試合の後半がまさにそれでした。
-
悪かった点を挙げるとすると、気になったのは杉山選手の繋ぎですかね…。単なるパスがセッターに入らなかったり、2段トスを上げに行くべきところを小山選手とお見合いしたり。杉山選手だけが悪かったわけではないと思いますが、妙にそこだけ気になってしまいました。
-
基本的には他の選手もみな、安定して力を発揮できていたと思います。相手のミスにも大いに助けられましたが、2セット取られても決して諦めていなかったこと。それが勝ちに繋がりましたね。久々に良い試合を見せてもらいました。
< ページ移動: 1 2 3 4 >
TOPへ戻る
Powered by
MT4i 3.1