第10回Vリーグ結果/レギュラーラウンド終了/2004年2月15日[インドア男子試合結果]
(2004-02-15 23:49:05)


< ページ移動: 1 2 >

女子バレー白書

第10回Vリーグ、レギュラーラウンドの全日程が終了しました。結果は上記の通りです。

まず女子。最終的にパイオニアが首位に立ち、若さの東レが2位、出足不調だったNECが3位、久光製薬が4位で、ファイナルラウンド進出を果たしています。久光は出足が良かっただけに、後半の不調が気になりますね。ファイナルラウンドでは立て直せるでしょうか。また、もつれにもつれた入れ替え戦行きも、最後の最後で武富士が踏ん張り、デンソーと茂原アルカスに確定。武富士はなんとか前回準優勝の意地を見せた形ですが、もうちょっと早く何とかならんかったのかなぁ、というのが正直なところ。

そして男子。後半になって急激に安定してきたJTが首位、松下電器は山本選手の怪我の影響か後半に負けが込んで結局2位、上がったり下がったり、いまいち安定しなかった堺ブレイザーズが3位、5連覇を狙うサントリーが滑り込みの4位。しかしそれにしても、終始「今年はもう無理かも」と思われていたサントリーが、最後の最後で4強に滑り込んでくるとは、さすがというか周りの潰し合いに救われたというか何というか。ファイナルラウンドに滅法強いサントリー、もしかしたらもしかするかも、などと思ってしまいます。得点王、サーブ王に輝いたロドリゲス選手のいる5位NEC。一度は首位に立ちながら、なんと4強に残れず。毎年なんだかんだ言いながら4強には残っていただけに、選手らのショックは大きいでしょう。6位豊田合成は大健闘。しかし最後の最後で最下位旭化成に敗れるという勝負弱さを露呈しました。後一歩で4強に手が届いただけに、惜しい。東レはまさかの入れ替え戦。怪我人が多くスタメンが固定できなかったのが敗因でしょうか。旭化成は時折素晴らしいバレーを見せるだけに、来年もその勇姿をVリーグで見せて欲しいところです。

今日は松下電器×サントリー戦をテレビ観戦。今日だけ突然ゴールデンタイムに放映なんで、ビックリしました。サントリーの「負けてなるものか」という気合いもさることながら、松下電器の不調も気になりましたね。特に山本選手。まだ肘の具合が思わしくないのでしょうか。サーブ&ブロックという松下電器本来のバレーができたのは、取った2セット目だけでした。サントリーはサーブカットがだいぶ安定してきたようで、センターからの速攻なども多く見られ、ジルソン選手の負担をなるべく減らそうという意志が見えました。松下電器はサーブで相手を崩せないと厳しいですね。山本選手以外はこれといった決め手がないために、打ち合いでは分が悪いです。サントリーは最後の最後で良い勝ち方をし、逆に松下電器はあまり良くない負け方をしました。これがファイナルラウンドにどう影響するか、楽しみではあります。

<追記 2/16>

Quoted from ..:: JVA FAN CLUB OFFICIAL SITE ::.. 第10回Vリーグは2月15日、男女のレギュラーラウンドを終え、決勝ラウンドに進出する上位4チームと5位以下の順位、および各個人賞が決定した。男子は4強争いが最終試合までもつれ込む大混戦となり、わずか1勝の差が決勝ラウンドか入替戦かの明暗を分けることとなった。
Quoted from 第10回Vリーグ パイオニア1位でレギュラ-ラウンド終了
Quoted from 第10回Vリーグ JT、堺、松下電器、サントリーが4強リーグへ進出

< ページ移動: 1 2 >



トラックバック(1)
TOPへ戻る

Powered by
MT4i 3.1