パイオニアが初優勝/第10回Vリーグ女子優勝決定戦第二戦[インドア女子試合結果]
(2004-02-29 23:59:51)


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 満足感と悔しさが交錯したVリーグ1年目だった。新人賞に輝いた東レの19歳、大山。昨年11月のワールドカップで日本代表として世界と戦った経験は収穫だが、優勝決定戦では腰痛のためフル出場できなかった。「チームに迷惑をかけたことが悔しい」。5月のアテネ五輪世界最終予選に向けて、まずはコンディションを整えることが最優先課題だ。

今日はこの試合をテレビ観戦。第1セットを東レが取った時点で、そのままずるずる行ってしまうかとも思ったんですが、やはりそこはベテラン、パイオニア。斎藤選手がバタバタする場面もありましたが、2セット目を制すると、第3セットの大山選手の登場にも冷静に対処、バタバタしていたはずの斎藤選手の活躍で連取します。第4セットはもう、東レが堅くなっており、本来のプレーが全く出来ていなかったように思います。最後の最後で若さが出たかなという感じです。終始冷静で、ちょっとしたミスもすぐに修正し、建て直しも早いパイオニアは、本当に強かった。
「年齢的に、最後の優勝になるかもしれない。」この思いが、今日のパイオニアの強さの全てでしょう。東レはまだ若いです。今季新たに再スタートを切ったばかりのチーム、今後たくさんの経験を積んで、更に強くなっていくでしょう。そこには、簡単には越えられない壁として、パイオニアに立ちふさがっていて欲しいな、と思います。
とにかく、パイオニアの関係者の皆様、おめでとうございます。そして、Vリーグ女子に携わる関係者の皆様、お疲れ様でした。

<追記 3/2>

Quoted from Yahoo!ニュース - 東北 - 河北新報 <勝負どころで明暗>  【評】勝負どころを逃さないパイオニアのうまさが光った。  1―1の第3セットに東レに25―24とセットポイントを握られたが、3枚ブロックでアダムスのスパイクをシャットアウト、逆転でこのセットを奪った。第4セットも東レのエース大山のスパイクを好ブロックで封じ、相手レシーブを崩した内田らの好サーブも効いた。 ◎光った新旧日本代表  第4セット。パイオニアの速攻が決まる。昇格4季目で初優勝が決まった瞬間だった。コート上、赤いユニホーム姿の選手たちは「一番」を示す人さし指を突き上げ、喜びを表した。  2試合制の優勝決定戦。第1戦をフルセットの末に落としたパイオニアはこの日、3―1で勝てば、セット率で逆転することができた。  意図的に佐々木のバックアタックを増やした。これがうまく決まった。ローテーションを組み替えた結果、ブロックもさえ、東レを封じ込んだ。  1―1で迎えた第3セットは終盤までもつれながら、28―26で競り勝った。勝負どころでは吉原の巧みなクイックが実に効果的だった。  パイオニアは佐々木、吉原、斎藤、多治見ら新旧の日本代表をそろえ、先発6人の平均年齢は30歳を超える。34歳の吉原は「年をとっても、もう一度一番になれるということを示したかった」と感慨に浸った。  セリンジャー監督にとっては3度目のリーグ制覇。「わたしはいま、指導者人生で最高の瞬間を味わっている」と言った。 [パイオニア・レッドウィングス]1979年、東北パイオニア(山形県天童市)として創部。85年に実業団東部地域リーグに参加、92年、山形県で開催された「べにばな国体」で3位入賞。96年地域リーグで優勝し、実業団リーグ(現V1リーグ)入り。Vリーグに昇格した2000年にセリンジャー監督を迎え、01年は3位と躍進した。昨季は5位に甘んじたが、昨春の全日本男女選手権で初優勝した。

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