日本無傷の6連勝/女子バレーアテネ五輪予選第6日[インドア女子試合結果]
(2004-05-16 01:50:05)


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どこかで吉原→木村(ピンチサーバー)がありましたが。

日本、いきなり第1セットを落とします。前日に五輪出場を決め、気が緩んでいたとまでは言いませんが、全てのプレーに関してほんの少しずつ、精度が落ちていたように思います。

特にレシーブですね。韓国戦ではあれだけ粘り強く、面白いように上がっていたレシーブが今日は見られませんでした。韓国戦では上がっていたボールも、落ちてしまう。集中力を欠いていた証拠でしょう。まぁ、あれだけの集中力を見せ、全てを出し切った韓国戦の後だけに、責めるのは酷というものですが。唯一、いつも以上にボールに食らい付いていったのが大山選手でしたかね。その替わり、なんの変哲もないチャンスボールをパスミスするなんていう凡ミスを出していたのも大山選手でした。

逆に、チャイニーズ・タイペイは実に粘り強いレシーブを見せ、日本にリズムを掴ませませんでした。

第1セットは落としたものの、第2セットは大山選手のスパイクが面白いように決まり、リズムを掴んだかに見えました。が、第3、第4セットはその大山選手のスパイクミスでリズムを崩します。大山選手が入ると、トスがレフト一辺倒になりがちで、波の激しい大山選手の調子がそのままチームの調子を左右します。大山選手は、「ホームランか三振か」というプレーの粗さを、少しでも精度の高いものにしていくのが最重要課題でしょう。

とりあえず、調子が悪いなりにも勝利を収められたのは、日本が強いからだと思うので、良しとしておきます。ロシアも五輪出場を決め、明日の試合はともすれば消化試合となってしまいそうですが、掲げた「全勝優勝」という目標に向かって頑張ってもらいたいです。最後に良い試合で締め括りたいですもんね。

■現在順位表
1.日本(6勝0敗、12ポイント、セット率6.000)
2.韓国(5勝1敗、11ポイント、セット率1.875)
3.ロシア(4勝2敗、10ポイント、セット率2.667)
4.イタリア(4勝2敗、10ポイント、セット率2.000)
5.タイ(3勝3敗、9ポイント、セット率1.111)
6.プエルトリコ(2勝4敗、8ポイント、セット率0.462)
7.チャイニーズ・タイペイ(0勝6敗、6ポイント、セット率0.111)
8.ナイジェリア(0勝6敗、6ポイント、セット率0.000)

<追記>
関連リンク:
スポーツナビ | アテネ五輪 Athens2004 | バレーボール

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