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Yahoo!ニュース - スポーツ - 時事通信:日本、最終戦はロシアに完敗=6勝1敗で終える-女子バレー五輪予選さて、TV観戦の感想ですが……。
スタメンは第1、第2、第3セットともに
高橋 佐々木 吉原
大友 栗原 竹下
リベロ成田
の布陣。第1、第2セットはメンバーチェンジもなく、第3セット途中で栗原→大山、吉原→杉山。
今日のロシアは、これでどうして韓国とイタリアに負けたのか、さっぱり分からないほど強かったですね。厳しいコースにサーブを入れてきていたし、レシーブもそこそこ、あちこちで言われていたほどセッターも不安定ではなかったし、スパイクミスも少なかった。全体的にミスが少なく、とても良いリズムで試合をしていました。
対する日本は、前日の不調をそのまま引きずっていましたね。とにかくサーブカットが返らない。前述のようにロシアのサーブが良かったのは確かなんですが、きちんとした守備から多彩な攻撃に繋げていくのが日本のスタイル。あれだけサーブカットを崩されていては、高さとパワーに勝るチームに歯が立つはずもありません。特に高橋選手。どうしちゃったんでしょうか?
サーブカットが返らない→トスがぶれる→センター線がつかまり始める→仕方なくレフト中心の単調な攻撃→これも高いブロックの前に通用しない→ミスを出し始める、といったような流れ。全ては悪い方、悪い方へ。
思ったんですが、日本はどうしてフェイントを使わなかったんでしょう。ロシアに対してフェイントが有効であることは、韓国が証明済みです。あくまでも力勝負にこだわるのも良いですが、大きなチームに小さなチームが挑む訳ですから、何か工夫が必要だと思うんですけどね。
それから、今日はメンバーチェンジのタイミングも遅かったような気がしました。韓国戦では1セット目でスパッと木村選手を諦めたのに、今日はスタメンにこだわりましたね。流れを変えるなら、せめて第2セット途中でのメンバーチェンジが必要だったのでは。
まぁ、今日のロシアは出来が良く、本当に強かった。また、五輪出場という当面の目標をクリアし、今日はいわば消化試合だったわけで(ロシアもそうなんですが)、モチベーションを高く保てというのも難しい話でしょう。それと、最後の最後で世界の壁が立ちはだかったというのは、オリンピックへ向けて、まだまだ課題があることを思い知らされたということで、逆に良かったのかもしれません。
何はともあれ、最終予選を一位で通過。オリンピックでは是非、金メダルを。
■最終順位
1.日本(6勝1敗、セット率3.000)
2.韓国(6勝1敗、セット率2.250)
3.ロシア(5勝2敗、セット率3.167)
4.イタリア(5勝2敗、セット率2.375)
5.タイ(3勝4敗、セット率0.833)
6.プエルトリコ(2勝5敗、セット率0.375)
7.チャイニーズ・タイペイ(1勝6敗、セット率0.278)
8.ナイジェリア(7敗、セット率0.000)
<追記>
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