日本、中国に惜敗/バレー男子アテネ五輪予選第2日[インドア男子試合結果]
(2004-05-24 05:15:12)


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……。これで自力での五輪出場権獲得はほぼ無くなったと言っていいでしょう。脱力。風呂入ってきます。余力があったらもう少し詳しく、リンクなども整理を。はあぁ(溜息)。

試合内容については以下の記事が詳しいです。↓

スポーツナビ | ニュース | 日本、中国に惜敗=男子バレー五輪予選

<追記>

どうしても眠気に勝てなかったので、こんな時間に追記(現在4:38)。

中国は、「これで本当に韓国に勝ったの?」というくらいの出来でした。韓国戦は、韓国の出来がよっぽど悪かったのか、中国の調子がたまたま良かったんでしょう。韓国はイランにもストレートで敗れているので、おそらく前者でしょうね。だから試合中、日本にも勝てる可能性は十分にあると思いました。

前日のアルジェリア戦を観ていた限りでは、サーブはだいぶ良くなったな、と思っていました。また、サーブカットも安定し、センターの速攻も多く使われていました。多少乱れても2段トスを決められる選手が山本選手、杉山選手、甲斐選手といる。これはもしかしたら強いかも、と思っていたんです。ただ、チームの完成度が今ひとつの感はありましたけど、それも格下相手だったし、中国戦になればぴりっと引き締まって、もう少し違う姿が見られるかもと思っていました。

しかしこの中国戦では、勝負所でサーブをミスする。サーブカットの返球率は悪い、結局最後は山本選手頼り。昨年のワールドカップから何も進歩していない日本がそこにいました。

敗戦の一番の原因はサーブカットの返球率が悪かったことでしょう。相手のサーブがちょっと良くなると、途端にこれです。特に津曲選手。リベロなのに、サーブカットだけでなく、スパイクレシーブや繋ぎのプレーに関してもえらく精度が低かったです。サーブカットが返らないと、結局レフトへの2段トスになり、杉山・甲斐・越谷選手あたりではなかなか一発で決めきれず、山本選手にトスが回る。大事なところでは必ず山本選手。あれだけ山本選手にボールが集まれば、相手ブロッカーも集まり、徐々にタイミングが合ってきてもおかしくはないでしょう。この、山本選手におんぶに抱っこの状態、どうにかならないものでしょうか。

宇佐美選手のトス回しにも疑問。アルジェリア戦で何本か見られた、センターからのバックアタックが非常に少なかった。また、サーブカットがほんのちょっと乱れだだけで、もうセンターからの速攻は使わない(使えない?)。レフトが何本かブロックにつかまると、すぐ山本選手に逃げる。もうちょっと我慢して、山本選手以外を使えなかったかな、と思います。また、多少サーブカットが乱れても、速攻が使えるくらいの練習はしてこなかったんでしょうか。宇佐美選手と山本選手以外との、信頼関係がいまいちのように見えます。

結局、チームとしての成熟度が低い。チーム内の約束事として見えるのは、「困った時は山本に上げとけ、任せろ」だけで、他はぐだぐだです。競った展開になればなるほど、どんどん攻撃は単調になる。正直、「惜敗」でも何でもない。あれだけ中国がミスを出してくれたのに、こちらもそれにお付き合いしてミスを連発していれば世話無いです。田中監督は何をやっていたんでしょう。ベンチにじっと座り、何を見ていたんでしょう。宇佐美選手に「トスをもっと散らせ」とか、「バックアタックを使え」とか指示しなかったんでしょうか。いや、逆に「もっと山本に集めろ」とか思ってそうですね。

<追記の追記>

復帰した中国・張翔選手は相変わらず勝負強かったですね。

<追記の追記終わり>

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