全日本男子会見コメント(2012年4月10日)/バレーボールワールド[インドア男子トピックス]
(2012-04-14 11:26:51)


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(監督の言われた初速の速くて打ちやすいボールというのは?)えーと......ですね。すごく、難しい表現なんです。初速が速くて、アタッカーが打ちやすいというのは。結局はセッターからボールが出ない限りは、相手のブロッカーは動ける状態じゃないじゃないですか。

セッターの手から離れて、やっとブロッカーはそれに反応していくんですけど、それ以前に先読みをして動いてくれるんであれば、僕はまだためている状態で、逆にトスを上げたりできるんですけど、見た目の問題っちゃ見た目の問題なんですけど。ためてからトスを出すことで、まあブロッカーを釘付けにするというのが僕はベストなんじゃないかなと思っています。いくら相手が0.8秒で動けるといっても、こちらのアタッカーが打ちやすければ問題ない。

初速が速くて打ちやすいというのは......。説明しろっていうのが難しいですね。相手を見るというよりも視野に入れるということですかね。相手を視野に入れながらボールをアタッカーに供給していく感じ。ワールドカップの時はどうしてもスピードを最初に求めちゃったので、本当に来たボールをスピードを持って上げるだけだったんで、みんな余裕がなかった。そういうバレーをしていてもあれだけ戦えたとポジティブに考える。アタッカーがどこにでも打ちやすいトスを上げていれば、ワンタッチとれたりしていければ、もっと良いバレーができる。スピードを全て捨てる訳じゃないですし、ある程度スピードも要るでしょうし。ただ、スピードのみを求めてしまうと、安定性を欠いてしまうので。

「初速が速くて」ってのが結局どういうことなんだか良く分かりませんが(苦笑)、言葉の意味通りボールのスピードのことを言っているわけではないようです。少なくとも宇佐美選手は「まずは選手の打ち易いトスを」と思っているようです。原点への立ち帰りですね。

次に山村選手。

ワールドカップに出場して感じたのは、ロシアやブラジルなどの各国の若手のMBの実力が飛躍的に伸びているということ。身体能力がフルに生かされている感じがしました。
(中略)
個人の身体能力で対抗していくのが難しい部分はチームでやっていく。そういう割り切ったディフェンスを敷いていくことも大事になっていくのではないでしょうか。

山村選手自身、身体能力をフルに生かし切れていないことを自覚できているでしょうか。すくなくともスパイクは、もっと高いところで、もっと強く打てるはずなんですが。

ここで取り上げなかった選手のコメントも掲載されています。是非リンク先へ。

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